【女性が活躍するクレープの移動販売】おしゃれなキッチンカーで販売中！

クレープの移動販売（キッチンカー）で活躍中の女性オーナー。Sweets HEROのフランチャイズ・開業支援で開業されたオーナーの約半数は女性になります。

「昔からお店を持ちたかった」「クレープ屋さんに憧れていた」「自分の時間を持ちながら仕事をしていきたい」など、それぞれの夢や希望を持って開業をされています。

女性がクレープの移動販売を開業するにあたってのメリットやデメリット、キッチンカーを開業する為に必要な資格や許可、なぜ女性オーナーがクレープの移動販売で活躍できるのかなどを紹介していきます。

クレープの移動販売（キッチンカー）で開業するメリットとは

▸低資金で開業できるクレープの移動販売

「小さくてもいいからお店を持ちたい」「クレープ屋さんに憧れていた」など、昔からの夢で開業を検討している方も多くいると思います。

ただ固定店舗としてカフェを開業しようと思った場合、調理場・壁・看板・テーブル・椅子・食器類などの内外装工事費やデザイン費で初期投資が1,000万円程必要になると言われています。

移動販売の場合は、キッチンカーにもよりますが300万円～500万円程で開業が可能です。人がいる場所にこちらから出向くことができる為、固定客が付く前から売上を上げることが可能です。投資回収の早さも移動販売（キッチンカー）のメリットの一つです。

またキッチンカーの場合は、自宅の駐車場で販売をすることもできます。自宅の1階をカフェに改装するのは大変ですが、自宅前にキッチンカーを置くことで、自宅カフェにすぐに変身することが可能です。

▸固定経費が抑えられるのでスケジュールを自由に組むことができる

移動販売は駐車場代や保険代（自動車保険やPL保険）はかかりますが、家賃や光熱費がほとんどかからない為、固定経費を抑えることができます。

また固定店舗と違って、調理から接客までを基本1人でするキッチンカーの出店は、人件費もかかりません。

出店時にはスーパーやイベント主催者などに対して、出店料が必要になることがほとんどですが、出店時のみの費用と考えることができます。

出店をしていない時は、駐車場代と保険代しか固定経費がかかりませんので、週末だけや週2日だけなど自分自身のライフスタイルに合わせて、出店スケジュールを組むことが可能です。

▸出店場所を移動して変えることができる

移動販売の一番の特徴は、何といっても移動して出店場所を変えることができることです。商業施設や公園、大学にオフィス街などお客様がいる場所に移動して営業をすることができます。

立地選びに失敗したとしても他の場所に移動することができるので、失敗を教訓として成功に導くことが可能です。

一つの場所にとどまらず移動することにより「いつでも食べることができない」という付加価値がつくことで、お客様の間で「○○にキッチンカーで来てるよ」などの口コミから広告効果が得られます。

また、家族の事情で実家に帰ることになったり、転勤で引っ越しが必要になってしまうこともあると思います。

その場合新たに仕事先を探すことになったり、なかなか仕事が見つからないなんてこともありますが、移動販売（キッチンカー）の場合は、新たに保健所で営業許可を取得すれば、引っ越し先でも営業が可能です。

キッチンカーで移動ができるということは、単純に売れない場所だから移動するだけではなく、多くのメリットがあります。

▸イベントやお祭りに参加することで同じ価値観を持った仲間ができる

移動販売では音楽フェスや地域のお祭り、マルシェにフリーマーケットなど、数多くのイベントに出店する機会があります。

イベントではキッチンカーを経営している女性オーナーや、飲食店でシェフとして働いていたオーナー、脱サラでキッチンカーを始めたオーナーなど、同じような環境でキッチンカー事業を運営している人がいっぱいいます。

同じ価値観を持ったキッチンカーの仲間と一緒にマルシェを開催したり、大型フェスに参加したりと楽しく仕事ができるのも移動販売のいいところです。

▸クレープの移動販売は軽自動車ベースのキッチンカーで開業が可能

当然ですが移動販売では、販売場所までキッチンカーを運転しないといけません。

今までクレープの研修をしたフランチャイズオーナーの中にもいたのですが、普段からあまり運転をしない為、「運転に自信がない」という女性もいらっしゃいました。

そのため、キッチンカーを開業するときは、運転しやすい車両かどうかということも考えることが必要になります。

キッチンカーは大きく分けると軽自動車ベース、普通車ベース、トラックベースになります。キッチンカーの大きさによって、給排水タンクの容量や搭載できる設備に違いが出てきますので、販売メニューによっては対応できるキッチンカーも決まってきます。

クレープの場合は、軽自動車ベースのキッチンカーで対応が可能です。

小回りがきく為運転がしやすく、出店スペースが限られている場所でも販売が可能です。

軽自動車ベースのキッチンカーは大型フェスには向かないですが、1人でも営業が可能で出店できる場所も多い為、初めてキッチンカーを開業するには一番おすすめのキッチンカーになります。

女性がクレープの移動販売で気を付けないといけないポイント

▸家事・育児との両立は簡単ではない

女性がクレープの移動販売で開業するにあたって、気をつけないといけないポイントがあります。家事・育児との両立は簡単ではないということです。

移動販売は、販売場所までキッチンカーを運転して向かいます。販売場所についてから、メニューを出したり、のぼりを出したり、調理をしたりと準備をしていきます。販売場所までの距離にもよりますが、家を出て販売開始するまで1時間以上かかってしまうことが多いです。

同じように販売終了後の片づけにも時間はかかるので、営業時間が5時間の場合、必要な時間は7時間以上になります。

またクレープは12:00~13:30のお昼の時間と、16:00以降の夕方の時間帯が売れやすい時間になります。また商材を問わず午前中は売れにくいです。

家事・育児の時間とクレープの売れる時間帯が重なってくるので、キッチンカーで開業を検討されている方は、ご家族の協力を得られることが必要です。

メリットで説明しましたが、スケジュールは自分自身で管理ができます。ご家族の協力があれば、家事・育児との両立をしながらのキッチンカーの開業も可能になります。

▸車の運転に荷物の積み下ろしなど、結構重労働な仕事です

移動販売ではイベントで県をまたいで出店することもよくあります。イベントで売る為に多くの商材をキッチンカーに積み込んだり、長距離の運転をすることもありますので、かわいいキッチンカーで販売をしていますが、実は結構重労働です。

どんな仕事も力仕事だったり、頭を使う仕事だったりと大変なことも多いですが、キッチンカーの仕事も思っているよりも力を使います。

女性オーナーが活躍中！クレープのキッチンカーは女性に向いている

▸おしゃれなキッチンカーで販売！やっぱり女性のほうが売れる！

家事・育児との両立は簡単ではないという話をしましたが、クレープの移動販売（キッチンカー）は女性に向いています。

理由は簡単で女性のほうが男性よりも圧倒的に売れるからです！

おしゃれなキッチンカーでクレープを販売しているのが、女性のほうがイメージしやすいからかもしれません。もしくは男性の販売員に比べて、女性のほうが話しかけやすい感じがあるからかもしれないですね。

また笑顔の接客も上手で、女性ならではのコミュニケーション能力で多くの常連客が付いている女性オーナーもいます。

企業イベントでも再度依頼の希望が入ったり、インスタグラムのフォロワーの数も多かったりと、全国で女性のフランチャイズオーナーがクレープのキッチンカーで活躍しています。

▸SNS映え♪独自のクレープメニューや写真など女性のセンスが光る

クレープはトッピングや生地に独自のアレンジを加えることにより、オリジナリティを出しやすいメニューです。オリジナリティを出すことはキッチンカーの開業で成功する為にとても必要なことになります。

「食べてみたい」クレープメニュー作りも、やっぱり女性のほうがセンスがあります。

Sweets HEROのフランチャイズではオリジナルのクレープの販売がOKです。

女性オーナーのSNSでは「食べてみたい」「写真を撮ってSNSにアップしたい」ようなクレープメニューをよく見かけます。クレープの作り方を教えた立場といえ、本当にいつも参考になり刺激をもらっています。

SNS映えするような新しいクレープメニューを作り出せるのは、女性オーナーがクレープの移動販売で活躍できるポイントだと言えます。

▸YouTubeで人気のクレープキッチンカーも登場

最近ではYouTubeで人気の女性オーナーのクレープキッチンカーも見かけるようになりました。

YouTubeがきっかけとなりお店まで来ていただけるお客様がいたり、イベントに呼んで貰えたりとしています。

キッチンカーの開業までの道のりだったり、他にはない美味しそうなクレープだったりと人気になる要素は違いますが、せっかくなので移動販売で開業を検討中の方はYouTubeも始めてみてはいかがでしょうか。

▸女性ならではの細かな気配りで常連客が増える

女性ならではの細かな気配りで常連客が増えているフランチャイズオーナーもいます。

例えば持ち帰りのお客様に、御礼の一言を書いた直筆のメッセージカードを添えたり、移動販売でも持ち帰りのクレープに保冷剤を入れたりなど、お客様が喜ばれる細かな気配りをしています。

購入されたお客様相手だけではなく、イベント出店時には、イベント主催者やスタッフ、同じイベントに参加している同業のキッチンカー経営者など、周りの人にも細かく気配りをすることによって、またイベントに呼んで貰えたり、キッチンカー仲間から出店のお誘いがあったりとどんどん繋がっていきます。

女性ならではの細かな気配りは、クレープの移動販売での活躍にとても重要なポイントになります。

クレープの移動販売に必要な資格・許可・開業資金は

▸クレープの移動販売に必要なおしゃれなキッチンカー

クレープの移動販売にはやっぱりおしゃれなキッチンカーが必要不可欠です。

おしゃれなキッチンカーは必要ですが、こだわり過ぎて製作費用がかさんでしまわないように注意しましょう。もちろん見た目の「かっこいい」や「かわいい」は大切です。見た目が普通の自動車みたいなキッチンカーの場合、イベントでも目立たないですし、次に呼んで貰えないかもしれないですよね。

せっかくなので費用をかけ過ぎずにおしゃれでかわいいキッチンカーを作りましょう。

クレープのキッチンカーは軽バン、軽トラックなどの軽自動車ベースから大型のトラックベースのキッチンカーまで対応が可能です。

軽バンタイプのキッチンカーは見た目が可愛く、低資金で開業が可能です。ただ天井が低い為、立って作業ができません。生地を焼く時も、盛り付けをする時も座っての作業になります。立って作業がしたい人には向きませんが、座ったままが疲れたら外に出ればいいので、経験上では思っているより体が痛くなるようなことはありません。

軽トラック、トラックタイプのキッチンカーは天井が高いので立っての作業が可能です。軽トラックタイプは小回りがきくのに、作業スペースもあるので人気のキッチンカーです。

トラックタイプのキッチンカーは中が広く最も作業がしやすいですが、駐車スペースが限られる為、出店場所には一番困ることになります。キッチンカーそれぞれにメリット・デメリットがありますので、キッチンカーについて迷われているなら、一度ご相談ください。

▸移動販売・キッチンカーの開業に必要な資格は

移動販売・キッチンカーで開業する為には食品衛生責任者の資格が必要になります。

食品を扱う店舗を営業する場合、営業者は施設ごとに食品衛生責任者を定めなければなりません。食品衛生責任者になるためには養成講習会の受講が必要になります。講習会は食品衛生学と食品衛生法、公衆衛生学で計6時間となります。

栄養士や調理師、製菓衛生師などの有資格者は、受講しなくても食品衛生責任者となることができます。

各都道府県で受講が可能ですが、1,2か月前には定員が満席になることも多くありますので、開業を検討中の方は早めに予定を組んでおきましょう。

▸クレープキッチンカーの営業許可はどうやって取得するの

キッチンカーの営業許可は、各自治体の保健所で取得します。出店する地域ごとに取得をする必要があります。必要書類や実際にキッチンカーを確認して基準を満たしていれば営業許可が下りることになります。

自治体ごとに中核市ごとの営業許可が必要かなどは分かれておりますので、確認が必要になります。

営業許可の種類については、以前は飲食店営業、菓子製造業、喫茶店営業の3つに分かれておりましたが、2021年6月1日からはキッチンカーの場合は「飲食店営業」に統合されました。クレープとコーヒーを販売したい場合、以前は菓子製造業と喫茶店営業の許可を取っていましたが、現在は飲食店営業の許可を取るかたちになります。

ただメニューによって必要な設備（給排水タンク）に違いがあります。わからない場合は開業前に保健所やキッチンカーの製作会社などに相談をしてください。

保健所の営業許可取得についてはこちらの記事を参考にしてください。

Sweets HERO